小学校教師アシスタント派遣プログラム
<小学校教師アシスタント派遣プログラムを選んだ理由>
世界の人々に日本の素晴らしい文化を紹介し、広めたいという思いがあり子供好きな事もあって小学校教師アシスタントを選びました。
<小学校教師アシスタント派遣プログラムに実際に参加してみて・・・>
私が参加した小学校は幼稚園部から小学部まである学校でした。
毎週違う学年でアシスタントとして働ければと思い、先生にお願いしてそれぞれの学年でアシスタントをさせてもらう事にしました。一般的には、普通の授業に参加し、担任の先生をアシストします。英語(日本で言う国語)・算数・理科・社会・体育など、もちろん全て英語で行われう為、たとえ低学年の授業と言っても私にとってはついていけない事が多く、初めは苦労しました。オーストラリアでは先生と生徒のあり方がきちんと分けられており、私はアシスタントとして参加しましたが、生徒は私を一人の教師として見ており、生徒と同じような感覚で参加していてはいけないんだと言う事を今回のプログラム参加を通じて痛感しました。
私が一番の目的としていた“日本文化を広げる”ですが、学校には日本語クラスの授業がない為、空いた時間や美術の時間などを利用し、先生との相談の上で、日本の文化や遊びを紹介させてもらいました。中でも一番印象的なのが、ランチの時間を利用しての“おりがみ教室”です。講堂で希望する生徒を集め、かぶとを折ったことをきっかけに、毎日のように続々と生徒が集まりました。
また、3年生のクラスでは、日本文化の象徴の一つでもある習字を実践しました。筆やら日本の文字の説明をした後、生徒が何を書きたいのか聞くと、「JAPAN」と「フレンズ」を書きたいとのことで、「日本」と「ともだち」の文字を練習させ、それと一緒に各生徒の名前をカタカナに直したものを渡しました。みんな本当に真剣に練習し出して、とてもワクワクしました。最後に、「次は何と言う文字を教えてくれるの?」と質問された時には感激しました。
今回このプログラムに参加して感じたことは、やはり自分の英語力です。もっともっと英語力があれば、先生や生徒とのコミュニケーションが思うように図れたでしょうし、生徒に対してもっときちんとした受け答えが出来ていたはずです。可能な限り英語力を伸ばした上で参加していれば、もっともっと貴重な体験ができていたと思います。
<小学校教師アシスタント派遣体験談掲載サイト>
Emiko's Garage
写真と共に詳しくアシスタントの体験談が掲載されている、えみこさんのサイトです