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体験談 オーストラリア編 その2

参加者

T.Tさん (男性)

学校名

バーレーヘッズ・ランゲージ・センター

takeshi_san  『ワーホリの体験談を書いてみない?』 と言われ、『うん。書く書く。』 とかる〜く返事をしたのはいいけれど、 いざ書き出してみると非常に難しい。なぜかって?書いているうちに、楽しかった思い出が次から次へと沸いてきて、 一向に話がまとまらない。 『これだけの小スペースにワーホリ一年間を押し込めるのは不可能だ!』 ということで、 全体を書くよりも一番心に残った一人サーフィン旅行の、そのまたごく一部のみを書くことにする。 なんの参考にもならないかもしれないけれど、思い切って踏み込めば楽しいことに出会える!という一例として。

 住んでいたゴールドコーストのバーレーという街を出発したのは、2003年4月頃。 そこから、アデレードのチョイ手前くらいまでをサーフィンしながら往復した。期間は一ヶ月くらい。 サーフボード、食料、コンロ、寝袋・・・を積み込んだ車に寝泊りをする旅です。 適当に車を走らせ、いい波を見つけてはサーフィン。サーフィンした後は、大自然に囲まれて飯を炊く。 夜空にぶちまけられた星を見ながら一服し、寝袋にくるまって『んんー!!最高!』と独り言。こんな旅でした。

Good Waves!!  シドニーとゴールドコーストの中間あたりを走っていたときのこと。 朝のサーフィンで程よく疲れた僕は、ぽかぽか陽気に眠気を誘われ昼寝ポイントを探すことにした。 国道から海の方へ曲がる小道に入り、うたた寝できそうな場所を求めて森の中を走っっていると、 いつの間にか海に出てしまった。 うっそうとした森の小道を抜けて目にした小さなビーチのきれいなこと!真っ白な砂浜は輝いて、海はこれでもかってくらいに青い。 波もそこそこ。サーファーも何人か浮いている。眠気に感謝!って感じで海へ飛び込んだ。 偶然出会った名前も知らないポイントでのんびりサーフィン。こぼれまくる笑顔。 笑顔満載な僕を見て、僕に勝るとも劣らない笑顔でばっちりウィンクを決めてくれるおっさん。 沖ではイルカが遊んでいる。深呼吸でうんまい空気を体中に取り込み、圧倒的な開放感に身をゆだねる。 こうして心ゆくまで楽しんだ。

 大大大満足で海からあがると、ウィンクを決めてくれたおっさんがドラム缶の前でなにやら格闘しているのが目に入った。 近寄ってみると、ドラム缶の中に集めた木々に火をつけようと格闘しているようだ。 火をつけた新聞紙をドラム缶に投げ込んで雑誌でパタパタとあおぐも、前日の雨で濡れた木々に火が灯る気配はない。 ただ白い煙を吐き出すばかり。見かねて『コンロ持ってるよ。使う?』と聞いてみると、『ありがとー!』とおっさん大喜び。 『なんで火たくの?』 って聞いてみると、『飯作るの。』だってさ。 地元のおっさんかと思いきや、フランスから来た貧乏旅行者でした。 『なんだよ!俺と一緒じゃん!』て笑い合い、え!?毎日焚き火してんの?コンロ買おうよ?って疑問は胸にしまい、 二人でキャンプをすることに。

 着替えを済ませた僕がコンロを持っていくと、おっさんは塩コショウをしたでっかい魚をにんにく、たまねぎ、 バターと一緒にアルミホイルで包んで待っていた。昼間に釣りをして、晩御飯にしているらしい。 おっさんの顔には、割れたレンズをセロテープで張り合わせたメガネが斜めに乗っかっている。ん〜・・・野生的。

Sunrise Beach!! その日の晩飯は豪勢だった。おっさんの魚は香ばしく、塩加減も絶妙。 にんにく、たまねぎと一緒に口に入れると、バターの香りがふんわりと広がり、活きのいい白身とハーモニーを奏でる。 僕が作ったひき肉の牛丼も好評で、舌鼓を打ちながらビールとワインで今日の出会いに幾度となく乾杯。 おっさんの英語は僕とどっこいどっこいのひどいものだが、身振り手振りを交えて笑いあった。 ほろ酔いの心地よさに思わずごろーんと横になれば、満天の星空にぽっかりと月が浮かぶ。 波の音を聞きながらしばらく横になり、旅の楽しさを噛みしめた。のんびりサーフィンに新しい友達。 豪快野人料理と大自然。思い切って踏み出して初めて出会える幸せな時間。 ワーホリ使ってよかったなぁ・・・と心から思う瞬間でした。

 ワーホリ前に僕が何をしていて、今何をしているのか。ワーホリの準備はどうだったか。使ったお金はいくらなのか。 英語のレベルはどのくらいなのか。 困ったこと、役に立ったもの・・・ワーホリや留学を考えている人にとって役立ちそうな情報は、あえて書きません。 だって、行ってみなきゃわかんないもん!行っちゃえばなんとかなるもん!です。 目的を持って来る人、なんとなく来る人、生活をしているうちに目標を見失う人、目標を見つける人、 人生を変えるほどの転機を迎える人、なんとなく生活して終わる人、後悔する人、楽しむ人・・・様々な人がいるけれど、 全て自分次第。“自分次第”こそがワーホリの醍醐味。 迷っているみなさん!思い切って自分らしく、一生に一度しか使えないワーホリビザを使っちゃってください! 素晴らしいことに出会えることでしょう!!

Good Luck!!

海遊記表紙 塚本さんは、オーストラリアでのワーホリ生活を楽しみ尽くし、さらに3ヶ月ほどタイ、インドネシア、スリランカのアジアの国々でサーフィン三昧な旅をしました。その時に、友達にたくさんのエピソードをeメールで送った旅日記を帰国後にまとめ、一冊の本 として出版。印税は全額スマトラ沖地震に寄付されるそうです。
是非、読んでみてください!!。

海と人と太陽と日本の喧騒を離れ、目指すはのほほんライフ。一人気ままなサーフィン旅行が始まった。 出会うものすべてが温かく、臨む景色は心に沁みる。 すべてが光り輝く楽園で、心も体もドッカーンと自由になる。 旅の楽しさをぎっしり詰めたeメールが一冊の本になりました。 南国の光と潮風、底抜けに明るい人々の笑い声を感じてください。
- Amazon.co.jp レビューより抜粋 -


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